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(2011年7月1日~)
ホスピス・緩和ケアに関する調査研究報告
2002年度調査研究報告


■がん患者のリンパ浮腫に対する臨床的手技の確立と普及に関する研究  <4P>





6. その他のリンパ浮種のケアに関することについて、何かあればご記入ください。
4.の質問に対して 外来にホスピスNsが定期的に参加していないため、不明
多いときは、4~5名の患者にリンパ浮腫があり一台メドマをリハビリより夕方から朝の間借用し、順番に行っているときもあります。現在はアロマセラピストがいますのでDrと相談しながらアロマサービスを依頼することもあります。
現在行っているケアは、ハドマーとマッサージである。私物として準備するストッキングやスリーブetcは患者の自己負担となると思う。しかし、使用期間が短い等の条件があり、自己負担となるものに関しては伝えにくい。
合併症をもつ患者が多く血栓がとぶ可能性もあり適応する患者の選択が難しい。入院期間も短く状況もかなり悪化している中優先順位としてもリンパ浮腫ケアは優先されないことが多い
終末期の患者さんの場合最終的には多くの方がほぼ寝たきりの状態となり、リンパ浮腫用のスリーブ、ストッキングの効果が期待できない。又、徒手リンパドレナージだけでは限界があるように感じる。
入院時に体幹部までリンパ浮腫が広がっている患者様が多く病状も進んでいる為、徒手リンパドレナージも本のとおりに行えない事がほとんどである。ストキングは自己負担で購入してもらっていますが、装着自体が苦痛になるためスキンケア中心におこなっているのが現状です。
参考文献等でケアに取り入れているが、もっと研修会、講習等があればと思います。
実際にケアを行うことでどのくらいの効果が期待できるのかを提示できると積極的に行なえると思う。ケアは一時的な苦痛緩和になるもののリンパ浮腫を消失させるまでにはいたらない印象もあるためどのくらいのケア(時間・方法・期間)で効果を示されるのかを知りたいと思う。
ドイツ式リフレクソロジーとの関連について知りたい。入院時すでに、浮腫がある場合、第一選択として何からケアを取り入れればよいか迷うことがある。
是非、知識技術を身につけたいと思っている。
研修・講習会等で同じテーマで年間に数回、同じテーマで行っていただくと多数の看護師が参加できると思います。
徒手によるリンパドレナージが一番良く、時間が許せば1時間程かけて行う。ただし、下半身全体といった強い浮腫の場合、ドレナージが困難で、もう少し良い方法がないだろうか又、もう少し手技の向上をはかりたいが、勉強する場の情報がなく、本を読んだりして行う事になる。もっと細かくきちんとしたものを学べればと思う。
リンパ浮腫について対策をとっていく必要性は感じていますが、日常ケアになかなか知識不足、人手不足で出来ていない状態です。なんとか日常ケアに取り入れていこうと思っています。今後病棟でも勉強会をしてケアを習得していこうと思っています。
これから学んで実践していく1つの課題だと考えています。外部の方で1人リンパドレナージを行っているという方(アロママッサージを専門としている)がおられますがその方と連携をとるのか、その場合どのような形となるのかなども検討していく方向です。早く日本におけるガイドのようなものが出ると有り難いと思います。
最近、色々な雑誌やTVなどでリンパ浮腫(リンパマッサージ)について取り上げているが、内容に差があると思います。参考図書は、リンパマッサージの概論とその手技、魚住慶信著を使用していますが、その他の参考図書の案内をしていただけたらと思っています。
リンパ浮腫の講習会・研修会があれば教えてください。
一般病棟で乳癌、子宮癌、前立腺癌などの手術、放射線治療を受けた患者に対しては、予防方法、日常生活の注意点など指導しておく必要がある。終末期においては、リンパ浮腫の改善は困難であり、バンテージの使用も敵さない場合が多い。リンパ浮腫外来が必要である→そのためには、きちんと教育を受けた人が対応する必要がある。(仕事の合間をみてできるものではない。)
これといった効果的な方法がないのが現状ではないか?
リンパ浮腫のケアについての研修会や資料等の入手が難しく困っています。何かケアの良い方法がありましたら教えて欲しいと思います。看護師でもできるケア方法等、又物品を使用することでリンパ浮腫が緩和されるなら入手したいです。緩和ケア病棟では、全て定額制なので材料費を患者様に負担して頂けないのが現状です。
知識、技術がないことと、それをどのように取得すればよいのか迷っている。(時間的ゆとりもない)
今現在も困難さを感じている。件数としてはまれであるが、患者さんの苦痛を考えるとスタッフも力不足に悩み、知識・技術の習得を急がなければ思っている。
病棟内でターミナルケア等の看護雑誌から「リンパ浮腫のマネジメント」学習会を行っている。毎月テーマを決め、先月はリンパ浮腫について行った。
平均在院日数32日。寝たきりでリンパ浮腫が著明な場合は、約2Wで死亡退院のケースが多い。短期間のケアであることと、すでにスキンそのものにもトラブルが起こっており、(著しい潤出液)洗浄と保清が最も大切なケアとなっています。
まだまだ勉強不足で、どのようなケア商品がありどのようなケアをするか決まっていません。傷をつけてもそこから潤出液がでるので、気をつけています。
アンケートによると苦痛症状にむくみをあげる人は多いが、それがイコール緩和してほしい症状とは限らないようです。医師が外来でPTに依頼する時の前提条件として、余命が長いと思われる人、全身状態が良い(PS0~1位)としている
浮腫が本人の苦痛として覚されてからPTに紹介しているそうです。(再診外来にNSは入っていないので医師の判断によっています。)
間欠的空気式圧迫ポンプ、チュービコット、ストキングなどの物品を揃えたいがどのようにな製品がよいか知りたい。
陰のう浮腫の患者さんがボディーイメージの変化を訴われることがあります。それに対する処置の仕方がわかりません。
徒手リンパドレナージの仕方がくわしく知りたいです。
リンパ浮腫のケアに対しての知識・技術不足のため、特にマッサージ技術は看護師より差があり継続できず、明かな浮腫が改善されているか否かの評価が難しい。
(入院された時には、すでに状態が悪く、浮腫の増強の状態、評価する間がなく退院されるケースも多い。)
認定看護師(現在研修中)を中心に学習をする予定です。
確実なる効果を実践することができずに(患者さま・医療者も)ケアの面でもむずかしいです。


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