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(2011年7月1日~)
ホスピス・緩和ケアに関する意識調査
ホスピス・緩和ケア病棟のイメージは?

「安らかなところ」と「最期までその人らしく生きられるところ」が多い。
その一方、「費用がかかるところ」といったイメージも強い。




 前頁で、ホスピス・緩和ケア病棟を「よく知っている」「ある程度は知っている」と回答した人に対し、「あなたは、『ホスピス病棟』や『緩和ケア病棟』についてどのようなイメージをお持ちですか」と5つのキーワードでそれぞれたずねました。
 ポジティブな回答が多かったキーワードは「安らかなところ」と「最期までその人らしく生きられるところ」で、「そう思う」「まあそう思う」を合わせると、回答率はそれぞれ66.3%、66.0%となりました。また「暗いところ」というキーワードに対しては「あまりそう思わない」「そう思わない」人が合わせて62.6%いました。その一方で「費用がかかるところ」というイメージは強く、「そう思う」「まあそう思う」を合わせると63.9%でした。
 「死を待つだけのところ」というキーワードに対しては、否定的なイメージを持つ人(「あまりそう思わない」+「そう思わない」)が40.0%いたものの、肯定的な人(「そう思う」+「まあそう思う」)も29.3%と少なくありませんでした。
 つまり、ホスピス・緩和ケア病棟は、「安らかなところ」「最期までその人らしく生きられるところ」ではあるものの、「費用のかかる」というイメージが全体的に強い傾向があるといえます。

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