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(2011年7月1日~)
ホスピス・緩和ケアに関する意識調査
自宅で最期を過ごすための条件

自宅で最期を過ごすための上位3条件は、「介護してくれる家族がいること」「家族に負担があまりかからないこと」「急変時の医療体制があること」。



 

「『治る見込みがない病気で余命が限られているのなら、自宅で最期を過ごしたい』という意見がありますが、そのためには、どのような条件が必要だと思いますか」とたずね、あてはまるものを3つまで選んでもらったところ、「介護してくれる家族がいること」(63.4%)、「家族に負担があまりかからないこと」(50.0%)の回答率が半数を超え、介護する家族の存在と負担軽減が課題であることが分かる。2008年調査と比較すると、「家族に負担があまりかからないこと」の回答率が5ポイント以上高くなっていた。
 また、「急変時の医療体制があること」や「自宅に往診してくれる医師がいること」という回答率も高く、余命が限られている場合、自宅で最期を過ごすためには家族と在宅医の存在が不可欠であると考える人が多いのは、2005年調査以降、一貫して同じ傾向を示している。




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