死に直面したとき、宗教は心の支えになるか 死に直面すれば宗教は心の支えになると思う人は4割 今回の調査対象者では、「信仰しており、よくお参りや礼拝・読経をしたり、会合に参加したりする」と回答した人は8.7%、「信仰しているが、ふだんお参りや礼拝・読経はあまりしない」人が13.1%となり大多数は特定の宗教や宗派の信仰を持っていませんでした。 しかし、「信仰する宗教があるということは、死に直面したときに心の支えになると思いますか」とたずねると、「わからない」人が43.4%いたものの、「なると思う」と回答した人が「ならないと思う」と否定した人を大きく上回りました。 性別にみると、信仰する宗教が心の支えになると考えている人は女性に有意に多く、また年齢層が高いほど有意に多くなっていました。 さらに、宗教の信仰度合いと自分のこれまでの人生評価得点との関連をみたところ、「信仰しており、よくお参りや礼拝・読経をしたり、会合に参加したりする」人で73.4点でしたが、「信仰していないし、ふだんお参りや礼拝もしない」人では63.3点と、10ポイントの開きがあり、信仰している人の方が、人生評価が高いことが分かりました。
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