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(2011年7月1日~)
ホスピス・緩和ケアに関する意識調査

残された時間をどう過ごしたいか

「家族と過ごす時間を増やしたい」、「家族や周りの人に大切なことを伝えておきたい」、
「趣味や好きなことをして過ごしたい」で過半数を占めた。




 「もしあなたが治る見込みがない病気にかかり、余命が限られているとしたら、残された時間をどのように過ごしたいと思いますか」という設問に対し、複数回答を求めたところ、「家族と過ごす時間を増やしたい」、「家族や周りの人に大切なことを伝えておきたい」、「趣味や好きなことをして過ごしたい」という3項目で過半数の回答率がありました。
  具体的に書いてもらったところ、「家族と過ごす時間を増やしたい」という項目にあてはまる意見としては、「家に友人を集め、静かに色々語り合い、昔の写真を見ながら過ごせたらと思う」(60代女性)、「親も現在健在ですので、最後の温泉旅行にでも連れて行ってやりたい」(40代男性)などがあった。「家族や周りの人に大切なことを伝えておきたい」という項目では、「子供に残したいメッセージをビデオに撮っておく」(30代女性)、「久しくあってない友達に会いに行きたい」(30代女性)、「主人に家事を教えて、日常生活で困らないようにと・・・」(70代女性)などが、「趣味や好きなことをして過ごしたい」に該当する意見では、「朝から晩まで食べ続けてみたい。もう、ダイエットや太っていることを考えたくないので」(20代女性)、「自分がかかわりのもった場所をたずねてみたい」(50代男性)、「自分のこれまでの歩みをふりかえり、「おれの小説」を書きたい」(60代男性)、など、さまざまだった。


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