ホスピス・緩和ケア病棟のイメージ ホスピス・緩和ケア病棟は、「費用がかかる」という誤ったイメージも強いが、 「安らかなところ」、「最期までその人らしく生きられるところ」というイメージを抱く人は増加した。 ホスピス・緩和ケア病棟を「よく知っている」、「ある程度は知っている」と回答した人に対し、「あなたは、『ホスピス病棟』あるいは『緩和ケア病棟』についてどのようなイメージをお持ちですか」とたずねたところ、ポジティブな回答が多かったイメージは「痛みや苦痛を和らげるところ」、「最期までその人らしく生きられるところ」、「安らかなところ」となりました。しかし、「費用がかかるところ」という誤ったイメージ(1)も強く、「そう思う」、「まあそう思う」を合わせると7割となりました。 つまり、ホスピス・緩和ケア病棟は、「安らかなところ」、「最期までその人らしく生きられるところ」ではあるものの、「費用がかかる」という誤ったイメージが全体的に強い傾向があるといえます。 2005年調査と比較すると、ホスピス・緩和ケアに対してプラスイメージを持つ人は増えており、特に「最期までその人らしく生きられるところ」、「暗いところ」というキーワードにプラスイメージを持つ人は10ポイント以上も増加しました。 |