■Module21■ 臨死期の諸問題
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〔一般問題〕
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問題1 |
死亡診断書とその書き方について正しい組み合わせはどれか |
(1) |
厚生労働省の死亡統計は死亡診断書の診断名に基づいて作成されている |
(2) |
緩和ケア病棟入院中の患者が死亡した場合は,その原因にかかわらず死亡診断書を発行す ることができる |
(3) |
死亡原因には心不全,呼吸不全などの最終の病態を記載する |
(4) |
24時間以内の診察があれば,死体検案書を発行できる |
(5) |
在宅でも往診などにより,24時間以内に診察が行われていれば,死亡診断書を発行できる |
a(1),(2) b(1),(5) c(2),(3) d(3),(4) e(4),(5) |
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問題2 |
つぎのうち正しい組み合わせはどれか |
(1) |
死亡診断をした医師は,死亡診断書または死体検案書を作成する法的義務がある |
(2) |
異状死体には異物による気道閉塞は含まれない |
(3) |
死亡診断書の氏名の漢字は略してよい(例:渡邊→渡辺) |
(4) |
異状死体には電車への飛び込み,高所からの飛び降りなどの自殺は含まれない |
(5) |
死亡診断書の死亡の原因には,アに肺転移などの直接死因を,イに乳がんなどアの原因を 記載する |
a(1),(2) b(1),(5) c(2),(3) d(3),(4) e(4),(5) |
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問題3 |
自筆証書遺言(自分自身で作成する法的有効性をもつ遺言)の作成について次 のうち正しい組み合わせはどれか |
(1) |
ビデオテープで作成することが可能である |
(2) |
上肢麻痺がある場合,家族の代筆も有効である |
(3) |
ワードプロセッサーで作成することが可能である |
(4) |
自筆のみが効力を発揮する |
(5) |
作成した年月日の記載が必要である |
a(1),(2) b(1),(5) c(2),(3) d(3),(4) e(4),(5) |
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問題4 |
臨終時の遺言について正しい組み合わせはどれか |
(1) |
臨終時に遺言をすることはできない |
(2) |
医師が証人の1人になることは可能である |
(3) |
署名押印は本人でなくともよい |
(4) |
口述筆記は無効である |
(5) |
証人は2人必要である |
a(1),(2) b(1),(5) c(2),(3) d(3),(4) e(4),(5) |
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問題5 |
日本における一般的な死後の処置や習慣について正しい組み合わせはどれか |
(1) |
遺体を入浴させるのは衛生上,好ましくない |
(2) |
死後も北枕は縁起が悪いので,なるべく避ける |
(3) |
戒名はキリスト教式でも必要である |
(4) |
お盆には先祖を供養する目的がある |
(5) |
四十九日は忌明けの重要な日である |
a(1),(2) b(1),(5) c(2),(3) d(3),(4) e(4),(5) |
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問題6 |
死後の行政的・法的手続きについてつぎのうち正しい組み合わせはどれか |
(1) |
死亡届は3日以内に届け出る必要がある |
(2) |
死亡後には死体火葬(埋葬)許可証を提出する必要がある |
(3) |
死亡届の届出人は,同居人でよい |
(4) |
死亡届の届出人は,葬儀社が代行することはできない |
(5) |
死亡届の届出先は本人の住民票が存在する市区町村である |
a(1),(2) b(1),(5) c(2),(3) d(3),(4) e(4),(5) |