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(2011年7月1日~)
事業の紹介
ホスピス財団の2015年度事業の紹介 その4


17.ホAPHN関連事業

 当財団はシンガポールに事務所を設置するAPHN(Asia Pacific Hospice Network)の会員として、当財団設立以来その活動を支援してきている。2015年は4月30日~5月3日に台北にて学術会議が開催予定で、当財団から2名の出席予定である。


18.日本・韓国・台湾 第2期共同研究事業

 2014年度に日本・韓国・台湾での共同研究の成功をうけて、さらに発展的な研究テーマに取り組む。前回行ったものは、医師対象の質問紙調査であったが、今回は緩和ケア病棟に入院している患者を対象としたコホート研究(観察研究)を行う。各国8施設1施設当たり50名合計400名(3国で1200名)のコホートを作成する。研究テーマは、意思決定など文化的な内容、死亡直前の症状(死前喘鳴)、希死念慮、死亡を予測する予後予測要因の決定など比較文化的な内容に加えて、医学的な内容も行う。年1回ミーティングを実施し、顔の見える関係を構築するとともに、各国の若手臨床研究者が参加できるように体制を構築する。1年目はプロトコル作成と倫理審査、2年目に患者登録、3年目に患者登録と解析を行う予定である。