ホスピス財団の2014年度事業の紹介 その4
1.日本・韓国・台湾の緩和ケア医の終末期医療に対する態度に関する比較文化研究
日本での終末期医療における洞察を深める目的で、日本・韓国・台湾の緩和ケア医の死生観の差を検討することは意義ある事から、次の2テーマについて日本・韓国・台湾の緩和ケア医に対してアンケート調査を行っている。 (1)終末期医療における日本・韓国・台湾の緩和ケア医の実践と経験の比較 (2) 日本・韓国・台湾の緩和ケア医の自律性と望ましい最期に対する考え方の比較 2014年は日本・韓国・台湾すべての国で倫理審査が終了し、質問紙調査が実施された。日本・韓国・台湾それぞれ、400名、200名、150名の対象が得られている。2014年度は最終的なまとめ作業を予定している。2.APHN関連事業費 当財団はシンガポールに事務所を設置するAPHN(Asia Pacific Hospice Network)の会員として、当財団設立以来その活動を支援してきている。2014年は6月に香港で理事会が開催予定で、当財団から2名の出席予定である。 |