module5.コミュニケーション | |||||
教育時期 | 教育方法 | 目 的 | 大項目 | 小項目 | 評 価 |
経験1年目: 中期 |
講義 ロールプレイ セミナー参加 |
1)コミュニケーションの定義と種類 ・看護に必要なコミュニケーションについて理解する。 |
(1)コミュニケーションの定義と種類 | ・定義:社会生活を営む人間の間に行われる知覚・感情・ 思考の伝達。言語、文学その他視覚・聴覚に訴える各種のものを媒介とする。「広辞苑」より ・言語的コミュニケーション ・非言語的コミュニケーション |
□臨床場面で適切なコミュニケ−ションスキルを用いて、看護が実践できる。 |
(2)看護におけるコミュニケーションの目標 | ・看護におけるコミュニケーションの目標(Joyce Trabelbee) | ||||
(3)コミュニケーションスキル | 1.傾聴 2.共感 3.受容 4.誠実さ 5.尊重 6.支持 7.ユーモア |
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(4)交流分析(Transactional analysis) | ・交流分析(Transactional analysis):エリック・バーンが提唱した心理理論の体系。「人間は誰でも自分の内部に3つの人格(自我状態)を持っている」、が基礎概念であり、それを分析することにより、深層心理を探り、自己理解することが可能である。 3つの人格(自我状態) P:parrent 親の自我状態 A:adult 大人の自我状態 C:child 子供の自我状態 |
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(5)コミュニケーションスキルの習得 | ・ロールプレイ、模擬患者によるシュミレーション、視聴覚教材を通して学習する。 例:ロールプレイ/カウンセリングのポイント傾聴~共感 1.傾聴の姿勢、態度 |
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経験3年目:前期 | 講義 ロ−ルプレイ セミナー参加 |
2)アサーションスキル ・効果的に話し合う方法について理解する。 |
(1)アサーティブネスとは | ・定義:自分の意見、考え、欲求、気持ちなどを率直に、正直に、 その場の状況に合った適切な方法で述べること |
□アサ−ションスキルを用いて、自分の考えや感情を伝えることができる。 |
・アサ−ション権 | |||||
・自己信頼を高める | |||||
・考え方をアサ−ティブにする | |||||
(2)アサーションスキル | ※事例を用いてアサ−ティブネスのDESC法について習得する | ||||
D-(describe)描写する | |||||
E-(express,explain,empathize)表現する、説明する、共感する | |||||
S-(specify)特定の提案をする | |||||
C-(choose)選択する | |||||