module14.社会的ケア | |||||
教育時期 | 教育方法 | 目 的 | 大項目 | 小項目 | 評 価 |
経験2年目:中期 | 講義 ケ−スカンファレンス 自習 |
1)ライフサイクルと発達課題の理解 ・ライフサイクルからみた患者・家族の発達課題を理解する。 |
(1)ライフサイクルと発達課題 | ・ライフサイクルの観点 ・発達課題:ハビガ−スト(1943)、エリクソン(1956) |
□ライフサイクルと発達課題に特徴づけられる患者と家族の社会的な苦痛を考察できる。 |
経験3年目:中期 | 講義 ケ−スカンファレンス 自習 |
3)医療ソ−シャルワ−カ−(MSW)との連携 ・患者のニ−ズとMSWの働き、社会資源の活用について理解する。 |
(1)がん患者と家族の社会的なニ−ズ | ・診断、治療、介護、家事、育児、住居・療養環境、経済的安定、職業・学業、家庭の安定、家庭の人間関係の安定、社会参加、交友関係、遺言、葬儀など | □がん患者の社会的なニ−ズを把握し、MSWと連携できる。 |
(2)MSWの働き | ・経済的問題の解決や調整援助 ・療養中の心理・社会的問題の解決、調整援助 ・受診・受療援助 ・退院(社会復帰)援助 ・地域活動 *各施設でのMSWの働きを理解し、必要寺の連絡を取り合う。 |
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(3)社会資源の活用 | ・受診時、初診時 医療に関する情報の収集、医療機関の選択と決定、インフォ−ムド・コンセント、セカンドオピニオン ・外来フォロ−中および入院 医療費、生活費の確保、家育・育児などの遂行、介護者の確保、通院手段の確保、就職や職業継続、進路選択や学校生活の継続、インフォ−ムド・コンセント、セカンドオピニオン、ピアサポ−ト ・退院計画のプログラム 必要な医療・看護・ケアの継続、関係機関の選定、療養環境確保、転院・転所 ・終末期ケア 遺言、葬祭、相続、ホスピス、緩和ケアの情報提供、機関選択、遺族ケア |