新型コロナウイルスに罹患された方々、またコロナ禍により生活面等で困難な中におられる方々へ、
心よりお見舞い申し上げます。 また感染症対策に尽力いただいている保健、医療従事者の方々へ心より感謝申し上げます。 ホスピス財団 理事長 柏木 哲夫
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今月のコラム |
聖隷三方原病院
緩和支持治療科 森 雅紀
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APHC2021のご案内~アジア太平洋に架け橋を
聖隷三方原病院の森と申します。今回は、2021年11月13-14日に開催予定の「第14回アジア太平洋ホスピス緩和ケア大会(APHC2021)」をご案内させてください。APHC2021は、アジア太平洋ホスピス緩和ケアネットワーク(APHN)と国内の団体(日本ホスピス緩和ケア協会・日本緩和医療学会・日本死の臨床研究会等)の共催で準備を行ってまいりました(共同大会長:志真泰夫先生、名誉大会長:柏木哲夫先生、学術委員長:木澤義之先生)。貴財団からも多大なご支援を賜り、まことにありがとうございます。 Japanese: https://www.hpcj.org/aphc2021/a_aphc.html APHNは、1995年に日野原重明先生がアジア太平洋地域においてお互いの知識や経験を共有し、共にホスピス緩和ケアの発展を目指して行こう、と呼びかけられたことに始まります。国内では日野原先生や柏木哲夫先生、アジアではRosalie Shaw先生やCynthia Goh先生らはじめ文字通りパイオニアの先生方がネットワークの発展に尽力してこられました。 APHCはAPHNの隔年の国際大会で、今回はオンラインで行われます。テーマは“Building Bridges – Hospice Palliative Care Beyond Borders –”。国境・地域を越え、疾患を越え、病期を越え、そして世代を越え、質の高いホスピス緩和ケアの架け橋を築こう~そのような思いが込められています。世界中から第一線でご活躍の先生方が登壇されます。メインセッションは全て同時通訳が入り、会期終了後もオンデマンドストリーミングが用意されます。 Program: https://site2.convention.co.jp/aphc2021/program/ 主な見どころをご紹介します。プレナリーセッションは「緩和ケアの質を評価する全国のプログラム」(イギリスのFliss Murtagh先生ら)、「緩和ケアとがん医療の統合:ここからどこへ向かうのか」(米国のThomas Leblanc先生)、「世界のACPの最先端」(米国のRachelle Bernacki先生、香港のHelen Chan先生、シンガポールのRaymond Ng先生)など、国際的に話題のテーマが並びます。また、「日野原先生記念講演」では森田達也先生が「医療者にとっての研究とは何か?私の30年間」という演題でお話されます。特別講演ではAPHNの前理事長のCynthia Goh先生がアジア太平洋地域のホスピス緩和ケアの来し方や今後の展望について大いに語られます。Goh先生は低中所得国にも何度も足を運び多くの国や地域の緩和ケアの立ち上げに貢献された女性リーダーです。 アジア太平洋地域の先達、若手中堅世代の仲間たちとビジョンを語る。ぜひ皆様と共に新たな視点で学びを深め、明日からの活動に生かしていければと願っております。どうぞよろしくお願いいたします! |
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ホスピス財団20周年記念講演会が明日10月2日に開催されます | ||||||
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ホスピス財団第4回国際オンラインセミナーが開催されます | ||||||
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ホスピス緩和ケアファーラム2021が日本死の臨床研究会2021の年次大会の市民公開講座として WEB開催されます | |||
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「第4回日本 Whole Person Care 研究会」が ONLINE 開催されました | |||
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第14回 アジア太平洋ホスピス緩和ケア大会(APHC2021)が神戸で ONLINE 開催されます | |||
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NHK「こころの時代」にホスピス財団理事長、柏木哲夫氏が出演されます | ||
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ホスピス・緩和ケアに関する新聞記事の紹介 |
・おうちにかえろう (医療ルネサンス 5回連載記事) 東京都板橋区にある「おうちにかえろう。病院」という名の病院がある。自宅での暮らしと病院での 治療を行き来しやすい病院、そして最期は自宅に帰りたいという思いを叶えることを目標に今年4月に 開設された。この病院に入院された、3名の患者とその家族を取材した記事。 ホスピス財団の調査でも、約8割の方が最期は自宅でと望んでいる。しかし現実はかなり難しいことは よく知られている。 この「おうちにかえろう。病院」では、患者家族と病院スタッフが十分な話し合いを重ね、自宅への退院を支えている。しかし、全てが可能とは限らないこと、相当の覚悟がいることも伝えられ、大いに考えさせられる記事である。 (読売新聞 2021/08/18~24 連載) |
・看護師の心を看護師がケア 新型コロナウイルスとの戦いで疲弊している看護師に対して、オンラインで「うつ病にさせないための講座」が開催されている。またある病院では、院内に保健室を開き、コロナ禍を始め仕事でのストレスに対して相談できる体制をとっていることを紹介した記事。 (毎日新聞 2021/09/25 夕刊掲載) |
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