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今月のコラム |
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ホスピス財団理事 医療法人社団 湯川胃腸病院理事 白方 誠彌 |
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私事を述べるのは憚るのですが、淀川キリスト教病院は、私が1978年4月より1996年3月まで18年間院長を勤め、607床の地域中核病院にまで発展しました。この間、特筆すべきは、柏木哲夫先生によるホスピスの設立であったと思います。日本のホスピスは、1981年、浜松聖隷三方原病院の27床が最初で、次いで、1984年4月、淀川キリスト病院に23床が設立されました。当時は保険点数が設定されておらず、ホスピスの設立には、反対意見がありました。幸い、柏木先生を先頭に全国規模の募金活動により、約2億円の寄付が集まりました。1990年に保険点数が設定されてから、ホスピス設立が全国的に進み、2014年2月現在、300施設(5991床)です。柏木先生は、1993年大阪大学人間学部教授へ栄転されました。私は、柏木先生と相談して、ホスピスを更に普及発展させ、国際的な活動を可能にするためには、財団法人の設立が必要と考え、ミッションのホスピス基金の拠出について、理事会の承認を得ました。厚生省に申請してから数年を経て、2000年12月28日に認可がおりました。財団の働きは、「ホスピス・緩和ケア白書」の毎年発行、ホスピス・緩和ケアに関する調査研究、研修セミナー開催など、多くの実績を挙げています。2007年9月には、特定公益増進法人の認定を受けました。今後、更に発展させるためには、活動資金を必要としますので、皆さま方のご支援をお願いする次第です。
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2015年度 事業助成募集のご案内 |
本年度より助成の対象が拡大されました |
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■ 対象者 :助成課題に意欲的に取り組んでいる医療従事者の個人あるいは団体
■ 助成金額:1件あたり50~150万円(数件)
本財団は、ホスピス・緩和ケアの発展に貢献し、国民の保健医療の向上に寄与することを目的として、ホスピス・緩和ケアに関する調査・研究、人材育成、普及・啓発および国際交流等の事業を展開しています。今回、本財団の使命であるホスピス・緩和ケアの質の向上に貢献するという観点から、財団の助成する事業を拡大して公募することになりました。
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セミナー・ワークショップ・研修会のお知らせ |
ボランティア研修会 7月3日 |
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■ 日 時:7月3日(木)13:30 ~ 16:15(13:00より受付)
■ 会 場:三宮研修センター 10Fホール
(神戸市役所東正面/神戸市中央区八幡通4丁目2番12号)
■ 講 演:高宮有介氏(昭和大学医学部 医学教育推進室 講師)
緩和ケアの本質~ 全人的ケア、死から生といのちを考える ~
大河内大博氏(上智大学グリーフケア研究所 研究員)
寄り添う心~ スピリチュアルケアの視点から ~
■ 参加費:無料
■ 資料代:1,000円
※(公財)日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団・
(特)日本病院ボランティア協会会員は無料
■ 共 催:(公財)日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団/
(特)日本病院ボランティア協会
■ お申込み・お問合せ:
(特)日本病院ボランティア協会 TEL・FAX 06-6809-6506
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Hutchinson 先生による Whole Person Care |
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■ 日 時:2014年6月22日(日) 9時30分~16時30分
■ 会 場:千里ライフサイエンスセンター
この度、第19回日本緩和医療学会学術大会の海外招待演者として、Tom Hutchinson先生(カナダ・マギル大学医学部教授)が来日されることになりました。
(jspm2014.umin.jp/index.html)
これに伴いホスピス財団では、学術大会の翌日に大阪におけるWhole Person Careワークショップを企画しました。
皆様のご参加をお待ち申し上げます
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Whole Person Care 関連記事はこちら→ |
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第4,5,6 回 Whole Person Care ワークショップ |
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本ワークショップは、ホスピス・緩和ケアに従事する医師、看護師、薬剤師、MSW やメディカルスタッフの育成を目的としたものです。体験学習を主としており、グループワークを通じて Whole Perdon Care の学びを深めることを目ざしております。 ご参加を心よりお待ちしております。
博多会場 |
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第4回 |
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2014年7月26(土) 9時30分~19時30分 リファレンス博多駅東ビル |
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大阪会場 |
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第5回 |
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2014年8月9(土) 9時30分~19時30分 千里ライフサイエンスセンター |
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札幌会場 |
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第6回 |
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2014年8月23(土) 9時30分~19時30分
TKP 札幌ビジネスセンター |
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ホスピス財団の2014年度事業の紹介 |
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その2(4 回シリーズ) |
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ホスピス財団の本年度の活動計画が、2月のホスピス財団事業委員会で企画・立案され
3月の理事会にて承認されました。今回は、ホスピス・緩和ケア人材養成事業についてその概要をご紹介いたします |
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●ソーシャルワーカーのスキルアップのための実践セミナー開催事業 |
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●ホスピス・緩和ケアボランティア研修セミナー開催事業 |
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●Whole Person Careワークショップ開催事業 |
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●グリーフケア研修セミナー開催事業 |
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●Hutchinson先生によるワークショップ開催事業 |
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その他のニュース |
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ホスピス・緩和ケアに関する新聞記事の紹介 |
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・「いのち」と向き合う旅。スイス、オランダなど欧州諸国の「人生のしまい方」を紹介
(毎日新聞2014/5/18掲載)
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・「尊厳死法は必要か」。映画監督の周防正行さん、日本尊厳死協会副理事長の鈴木裕也さん、鳥取大学医学部准教授の安藤泰至さんのオピニオン(朝日新聞2014/5/9掲載)
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・墓は「継ぐべきもの」か。-進む個人化、志向も多様にー(読売新聞2014/5/9掲載)
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・がん患者の自殺リスクは20倍。心のケア重要に。診断後1年以内の10万人に調査
(毎日新聞2014/4/22掲載)
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・終末期医療。-まず緩和ケアの充実をー(毎日新聞2014/4/19掲載)
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ホスピス・緩和ケアに関する雑誌記事の紹介 |
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・Whole Person Careってなんだ!? ― Hutchinson 先生による Whole Person Care 特別講演会 ―
(「緩和ケア」第24巻2号 2014/3/15発行)
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ホスピス財団ニュース第26号が発行されました |
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ホスピス・緩和ケアフォーラム2013in呉の報告をはじめ、ホスピス財団の活動の報告を多数掲載しています。 |
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